Amazonの人気コンテンツ『バチェラー・ジャパン』。
その、男女逆転した『バチェロレッテ・ジャパン』が、2020年10月から配信スタートしましたね。
番組のファンとして、今回も楽しみにしていたのですが、「バチェラー」の時よりも考えさせられることてんこ盛りで、本当に感動しました、、。
今回は、そんな『バチェロレッテ・ジャパン』から私が学んだ、人生にやりがいを見つける方法について、お伝えしていきたいと思います。
一部ネタバレがございますので、ご注意ください!
また、あくまで個人的な意見も含まれますため、その点はご容赦ください。
記事の内容
≫ やる気がでない理由がわかる。
≫ 人生にやりがいを見つけるヒントがわかる。
≫ バチェロレッテの面白さががわかる。
MUNECHIMUの紹介
Webマーケター兼ブロガー。
うつ病経験があり、治療に励んでいた中、心理学や脳科学に興味を持つようになり、独学で学び始める。
現在は社会復帰し、Webマーケターとして働きつつ、日々感じたことや学んだことを本ブログで発信しております。
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人の感情は、言葉で動く
バチェラーシリーズの特徴は、参加者とバチェラー(バチェロレッテ)がデートを交わし、バラをもらえなかった参加者が脱落していくシステムです。
そして、最終的にのこった一人が、バチェラー(バチェロレッテ)の結婚相手として選ばれるというルールになっています。
毎回だれが残るのだろうとワクワクしながら見ているのですが、今回のバチェロレッテである「福田萌子」さんの場合、落とす人の基準が明確でした。
その一つが、「言葉」に説得力があるかどうかという点です。
男性陣が話す言葉に注意深く耳を傾け、少しでも信ぴょう性や具体性に疑いがあると、鋭く切り込みます。
そして、その返答に違和感があった男性は、選ばれることはありませんでした。
それを悟ったときのバチェロレッテの表情も、わかりやすかったですね。
反対に、言葉で上手に気持ちを表現できている男性や、バチェロレッテが求めていることをしっかり言葉にして伝えられていた男性は、最後まで残った印象があります。
つまり、言葉によって心が動かされたかどうかが、バチェロレッテの選定基準だったのではないかと感じます。
この、「言葉で心を動かすということ」は、私たちの普段の生活にも存在しています。
これは、「プライミング効果」といって、実際に目標などを言葉にして、目や耳、口などの五感で体感することで、脳を刺激し、モチベーションが高まる効果のことを言います。
よく、受験生が「志望校合格!」と書かれた紙を勉強部屋に張ったりしていますよね。
この「プライミング効果」ですが、行う人と行わない人とでは、年収が倍以上もかわったという研究結果もあるくらい効果的だと言われています。
Youtuberで有名な「ヒカル」さんは、成功するための目標として、「毎日動画投稿」と書かれた紙を部屋中にはって気持ちを奮い立たせていたそうです。
また、サッカーの本田圭介選手や、ゴルフの石川遼選手、野球のイチロー選手は、小学生時代の作文で、将来の目標を事細かに書き、実現してきました。
このように、言葉を目でみえるようにすると、人の脳を刺激し、その言葉を実現するために脳が心を奮い立たせてくれるのです。
今あなたが人生においてやる気が見いだせない状態ならば、まずはあなたが目指す人生を考えてみてください。
そして、それを言葉にして、目に見えるところに置いておきましょう。
手帳や、スマホの待ち受け画面など、なんでもOKです。
その言葉で毎日脳を刺激することで、あなたの心が行動するための背中を押してくれるでしょう。
今いる環境で、人は劣化も成長もする。
『バチェロレッテ・ジャパン』の見どころの一つとして、参加した男性人に友情が芽生えるシーンがあります。
はじめはお互いライバルのはずが、エピソードが進んでいくにつれて戦友となり、それぞれが成長しながら友情を築いていく様子が涙を誘いました。
その中でも、今回注目していただきたいのが、バチェロレッテのもう一人の主人公といっても過言ではない、スギちゃんこと「杉山陽平」さんの存在です。
彼は、一番最初の大事なアピールの場で、他の男性陣に圧倒され、バチェロレッテに話しかけることができませんでした。
ナヨナヨとした仕草で、挙動もどこかおかしな彼を、だれもが序盤で落とされるだろうと思っていたでしょう。
しかし、彼はエピソードが進むにつれで、男としても、人としても、どんどん成長していきます。
そして、他の男性出演者も、大きく成長していく「杉山」さんをライバルと認め、友情を築いていきます。
人は、おかれた環境になれる性質を持っています。
特に日本人は、集団で生活してきた民族なので、環境に適応する能力が他国よりも高いと言われています。
つまり、あなたが今置かれている環境によって、よくもわるくも周りの人たちと思考が似通ってくるということです。
もし、あなたの友達が、みんなモチベーションが低い人の場合、あなた自身その環境に甘え、行動しない人になってしまいます。
反対に、同じ目標を持ち、常に切磋琢磨しあえる仲間がいる場合、モチベーション高く持ち、成長することができます。
バチェロレッテがなければ、「杉山」さんは闘志を燃やし、成長することはなかったかもしれません。
否が応でも、モチベーションを上げるための環境に身をおくことで、成長することができるものです。
もしあなたが人生を変えたいとおもいっているのであれば、自らが理想とする人たちのなかに飛び込むことも一つ方法です。
ルールや常識にとらわれると、人生は思い通りにならない
『バチェロレッテ・ジャパン』では、視聴者を困惑させる場面が2度あります。
それは、主役である「福田萌子」さんが、番組のルールを破る場面です。
最初は、「2on1デート」のとき。
ここでのルールは、選んだ男性2人と同時にデートをし、どちらか一方とお別れをしなくてはなりません。
萌子さんが選んだ人物は、どちらも最終まで残ると思われていた意外な2人だっただけに、視聴者もどきどきしながら見ていたことでしょう。
しかし、萌子さんが下した決断は、「現時点ではどちらも落とせない」という結果でした。
番組の司会者も、「え、そんなことアリなの?」と、バチェロレッテの決断に困惑した場面でした。
そしてもう一つは、最終回のローズセレモニー。
番組のルールでは、婚約者として決めた一人にローズを渡し、婚約者としてお付き合いをするはずでした。
ところが、主役である萌子さんは、そんなルールを度外視して、「どちらも婚約者としては見れない」という決断を下します。
視聴者からしたら、「え?どゆこと?ちょっとわけわかめ状態、。」と困惑した方がほとんどでしょう。
しかし、このようなバチェラーのルール違反は、実は今回が初めてではありません。
前回の三代目バチェラーの主人公も、最終的に選んだ女性とはすぐに別れ、お別れを告げた女性に乗り換えたという超絶ルール度外視事件も起こっています。
この時ばかりは、ネットは非難の声で大炎上でしたね、、。
バチェロレッテの場合も、萌子さんの最終決断には、司会者や参加した男性陣から非難の声が上がりました。
しかし、私はそこに本当のリアリティーを感じています。
番組のルール通りに結ばれた初代バチェラーと、2代目バチェラーは、現在どちらも破局。
反対に、3代目バチェラーは、ルールを破って結ばれた女性と結婚することができました。
今回の萌子さんに限っても、もし誰かを選んだとしても、結局お別れをすることになっていたのではないでしょうか。
確かに一人だけを決めて結ばれるという番組のルールではありますが、本当に魅力を感じた人がいなかったのであれば、無理してお付き合いはしなくてもいいんじゃないかって思います。
「いや、ルールなんだから、駄目でしょ。」
その意見はごもっともです。
でも、縛られたルールの中に、自分が求める選択肢がないのであれば、ルールを破ってでも、外側にあるベストな選択をしたほうがいいのではないかと思います。
というのも、人は、「意味」を持つことができないことに、生きがいや、やりがいを感じないからです。
たとえば、マニュアルやルールばかりの仕事は、人のやりがいを生み出すことはできません。
理由は、単調で工夫ができない仕事に、「意味」を感じないからです。
しかし、自分なりに考え、アレンジできる余地がある場合は、自分が生み出した仕事に「意味」を持つことができ、やりがいを感じる事ができます。
また、「やらされている」感があることも、人のやる気はおこりません。
指示された仕事をこなすより、自発的に考えた仕事のほうが、モチベーションは格段に変わるのです。
今回のバチェロレッテでも、同じことがあてはまります。
選抜された男性17人の中で、婚約者として誰かを選択しなくてはいけないルールがあり、たとえ本当にいなかったとしても、最終的に一人を選ばなくてはいけません。
しかし、妥協して人生のパートナーを選ぶことに、果たして「意味」はあるのでしょうか。
番組的にも、視聴者も、推しの誰かを選ぶという最終回を望んでいたことはわかります。
しかし、バチェロレッテの萌子さんは、自分の気持ちがない、その決断には「意味」を感じることができなかったのではないでしょうか。
たとえ周囲から非難されようとも、「常識」の中の窮屈な選択肢より、「常識の外」にある、納得できる選択肢のほうが、人生の価値は高くなるのではないかと思います。
あなたの人生は、あなたの決断でしか変わらない。
今回は、私自信、バチェロレッテで学んだことについてお伝えいたしました。
最初はただの恋愛バラエティーだとおもっていましたが、本当にいろんなことを学ばせていただいた番組だったと感動しています。
人生は、まわりの人がきめるのではなく、自分自身の決意で切り開いていくものです。
そして、人生は、自分の意思を尊重し、行動する人だけが変えることができます。
今回のバチェロレッテを通じて、誰かの意見にに支配された人生を歩むのではなく、自分の意思を尊重し、自分にとって意味のある人生を過ごすために、私も頑張っていきたいと思いました。
また、人生観を学ぶという観点からも、バチェラーシリーズは学びが多いコンテンツなので、過去作品も含めてまだ観ていない方は、是非チェックしてみてくださいね!
ではでは!
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